韓国で前撮りをすると決めたあと、「どこで撮るか」を考える場面が出てきます。
この問いは、実際には2段階に分かれます。どの都市で撮るかと、その都市の中でどんな場所で撮るかです。このページでは、当サイトが検証した28件のスタジオのデータをもとに、順に整理します。
どの都市で撮るか:ソウルが中心、地方にも選択肢がある
当サイトが価格を検証したスタジオの内訳は、次のとおりです。
| エリア | 検証済みスタジオ |
|---|---|
| ソウル(江南) | 8件 |
| ソウル(江南以外) | 11件 |
| 釜山 | 4件 |
| 済州 | 3件 |
| 大邱 | 2件 |
※当サイトが価格を検証できたスタジオの数で、そのエリアにあるスタジオの総数ではありません。
選択肢の数を優先するならソウルです。ただ、地方にも条件の合うスタジオはあり、「ソウル以外はない」という状況ではありません。エリアごとのスタジオは、検証済みスタジオの一覧から確認できます。
ソウルのどのエリアで撮るか
ソウルでは、江南にある8件と、それ以外のエリアにある11件を確認しています。
韓国の報道によると、かつてウェディング関連の店舗が集まっていた梨大(梨花女子大学)周辺は、80社を超えていた関連店舗が28社にまで減り、清潭洞(江南)への集中が進んでいます〔出典1〕。一方、当サイトの検証済みスタジオでは、江南以外のエリアのほうが多くなっています。
スタジオが決まったら、宿はスタジオへの移動のしやすさを基準に選ぶと、朝早くから始まる撮影当日の負担が減ります。
地方を選ぶ前に知っておきたいこと
「地方のほうが安い」とは言い切れません。衣装・ヘアメイク込みのプランで総額を比べると、ソウル9件の中央値は₩1,900,000、地方7件は₩1,940,000で、ほとんど差はありませんでした。釜山には総額が最も低いスタジオがありますが、それは衣装・ヘアメイクが含まれない撮影のみのプランです。
費用の差を生むのはエリアよりもプランの型です。詳しくはエリア別・プラン別の費用相場で整理しています。
違いが出やすいのは、日本語対応です。
| エリア | 日本語スタッフ | 通訳同行 | 翻訳のみ | なし |
|---|---|---|---|---|
| ソウル(19件) | 3件 | 9件 | 3件 | 4件 |
| 釜山(4件) | 0件 | 0件 | 4件 | 0件 |
| 済州(3件) | 1件 | 1件 | 1件 | 0件 |
| 大邱(2件) | 1件 | 0件 | 1件 | 0件 |
通訳が同行するスタジオは、ソウルでは19件中9件ありますが、地方では9件中1件でした。釜山の4件は、いずれも翻訳のみの対応です。撮影当日の意思疎通を重視するなら、この違いを先に確認しておきましょう。
観光を兼ねたい場合
別の都市で観光もしたい場合は、撮影と観光を切り離して考えるほうが現実的です。撮影は条件の合うスタジオがある都市で済ませ、前後の日程で行きたい都市に足を延ばす、という組み方です。撮影日を軸にした日程の組み方は、撮影日を軸にした日程の組み方で解説しています。
都市の中でどう撮るか:3つの選択肢
当サイトが検証した28件のうち、26件が屋外での撮影に対応しています。スタジオ内と屋外の両方に対応しているのは21件、屋外のみが5件、スタジオ内のみが2件でした。
1. スタジオ内での撮影
屋内のセットで撮ります。背景のバリエーションはスタジオが用意したセットの数だけあり、スタジオごとに個性があります。
向いているのは、天候に左右されたくない場合、滞在日数が短い場合、衣装を何着も替えたい場合です。移動がないぶん、同じ時間でカット数を稼ぎやすくなります。
気をつける点は、セットの種類がそのまま写真の幅を決めることです。事前に作例を見て、そのスタジオのセットが好みかどうかを確認しておきます。
2. 屋外ロケーション撮影
街並み、公園、古宮、韓屋村などで撮ります。季節感が写り込み、「韓国で撮った」ことが写真から伝わるのが一番の特徴です。
向いているのは、季節の風景を残したい場合や、韓服での撮影を考えている場合です。
気をつける点は、天候に左右されること、移動と待ち時間で所要時間が延びること、場所によっては撮影許可が必要なことの3つです。昼間や夜間のロード(街中)撮影がオプション料金になるスタジオもあります。
3. 両方を組み合わせる
午前はスタジオ、午後は屋外というように分ける形です。写真の幅は一番広くなりますが、当日は1日がかりになります。滞在日数と体力を考えて判断してください。
撮影地の3つの選択肢
- 天候や移動を気にせず撮りたい → スタジオ撮影
- 韓国らしい風景や季節感を残したい → 屋外ロケ
- 写真のバリエーションを増やしたい → スタジオ+屋外
撮影地を決める4つの判断材料
- 滞在日数:2泊3日で撮影に半日しか取れないなら、スタジオ内の撮影に絞るのが現実的です。屋外を含めるなら3泊4日を見ておきます。
- 撮影時期:真夏や真冬に長時間の屋外撮影をすると、体力的にも仕上がりの面でも負担が大きくなります。季節ごとの特徴は撮影時期の選び方で整理しています。
- 衣装:ドレスでの屋外ロケは、移動と裾の扱いに手間がかかります。韓服なら屋外との相性が良く、古宮や韓屋村を選ぶ意味が出てきます。
- 写真の用途:結婚式で大きく飾る1枚が欲しいのか、アルバムとして枚数が欲しいのかで、優先すべきものが変わります。
「どこで撮るか」から考えるのではなく、「どんな写真を残したいか」から逆算して撮影地を選ぶと判断しやすくなります。
屋外を選ぶなら必ず確認すること
屋外ロケーションを希望する場合は、問い合わせの段階で次の3点を確認してください。
- 希望する場所の撮影許可を取得しているか。費用はプランに含まれるか
- 雨天の場合、屋内に切り替えるのか、日程内で振り替えられるのか。料金は変わるか
- 移動時間を含めた、当日の所要時間はどのくらいか
特に1つめは重要です。古宮などの施設では、商業目的の撮影に許可や使用料が必要な場合があります。韓服を着ると入場料が免除される制度は、個人の観光を前提としたもので、プロのカメラマンを伴う撮影とは扱いが異なる場合があります。
屋外撮影が当日中止になるケースを含め、起こりやすい失敗は屋外ロケで起きやすい失敗と回避策にまとめています。
当サイトの立場
当サイトは、韓国のウェディングフォトスタジオを比較する媒体です。
掲載しているスタジオ料金に、当サイトが上乗せをすることはありません。また、有料の予約代行(ライト30,000円 / フル80,000円)を提供しています。スタジオ料金と代行料金は分けて表示し、当サイトが受け取る金額を事前に確認できる形にしています。
エリアごとのスタジオ数は、当サイトが価格を検証できたスタジオの数で、そのエリアにあるスタジオの総数ではありません。
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お問い合わせ
出典
- 머니투데이(Money Today)、2024年11月、ソウル・梨大周辺のウェディング関連店舗の減少と清潭洞への移転に関する報道 https://www.mt.co.kr/society/2024/11/11/2024111020424612723
- スタジオ数・日本語対応・撮影の対応範囲:当サイトによる各スタジオへの直接確認(2026年6月〜8月)

