韓国で前撮りをすると決めたあと、何をどの順番で進めればいいのかは、意外と情報が少ない部分です。
このページでは、スタジオ探しから写真が手元に届くまでの全体の流れ、渡航前の準備と持ち物、そして撮影時期の選び方を1ページにまとめました。渡航を伴うため、日本国内の前撮りより前倒しで動く必要があります。
全体のスケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 撮影の4〜6か月前 | 条件を決めてスタジオを探す・見積もりを比べる |
| 3〜4か月前 | 予約確定・前金の支払い・航空券と宿の手配 |
| 1〜2か月前 | 衣装と当日の段取りを決める・パスポートの確認 |
| 1か月前〜2週間前 | 肌・髪・ネイルの準備、通信手段と支払い方法の確認 |
| 撮影当日 | ヘアメイク・着替え・撮影 |
| 撮影後 | 写真のセレクト → 補正 → 納品 |
日程は「写真を使う日」から逆算します。
写真を使う日 → 納品日 → 撮影日 → 予約確定日 → スタジオ探しの開始、の順に決めると、「納品が結婚式に間に合わない」という失敗を防げます。
ステップ1:条件を決めてスタジオを探す(4〜6か月前)
最初に、撮影スタイル(スタジオ撮影か屋外ロケか、韓服を含めるか)、衣装の点数、補正済みで欲しい枚数、予算の上限を決めます。ここが決まっていないと、見積もりを取っても比べられません。
予算を決めるときは、基本料金ではなく必須費用込みの総額で考えます。当サイトが確認したスタジオの総額は、韓国ウェディングフォトの費用相場と支払いの目安にまとめています。
撮影希望日だけでなく、納品の希望日もこの段階で決めておきましょう。
ステップ2:見積もりを取って比べる(4〜5か月前)
3社程度に絞ったら、全社に同じ条件を伝えて見積もりを依頼します。条件が揃っていないと、返ってきた金額の差が何によるものか分かりません。
依頼の文面と比べ方は、失敗しないスタジオ選びと見積もりの比べ方にテンプレート付きでまとめています。
人気の時期は希望日が早く埋まることがあるため、この段階を後ろにずらさないのがポイントです。
ステップ3:予約を確定する(3〜4か月前)
スタジオが決まったら、前金を支払って日程を押さえます。前金の返金条件、日程変更が何回まで可能か、キャンセル料が発生する時期を、このときに書面で確認しておきます。
予約が確定してから航空券と宿を手配します。順番を逆にすると、希望日にスタジオが取れなかったときに航空券だけが残ります。
滞在日数の目安
撮影当日は朝からヘアメイクが始まるため、前日入りを含めて2泊3日を目安にすると安心です。屋外ロケや韓服を組み合わせて1日がかりになる場合や、天候の予備日を持ちたい場合は、3泊4日を見ておきましょう。
ステップ4:衣装と当日の段取りを決める(1〜2か月前)
衣装は、オンラインのカタログで事前に選べるスタジオと、当日現地で選ぶスタジオがあります。当日選ぶ場合はその時間も撮影スケジュールに含まれるため、実際に撮影に使える時間を確認しておきます。
この時期に決めておくことは次のとおりです。
- 衣装(新婦・新郎それぞれ)と着替えの回数
- ヘアメイクの回数と、衣装替えのタイミング
- 集合時間と終了予定時刻
- 屋外ロケがある場合の移動手段と所要時間
- 雨天時の代わりの対応
屋外ロケを入れるかどうかは、撮影地の選び方で判断の材料を整理しています。
ステップ5:撮影当日
当日は、ヘアメイクと着替えから始まり、セットや衣装を替えながら撮影を進めます。衣装を替えるたびにヘアメイクの調整が入るため、着数が多いほど時間は延びます。
当サイトが内容を確認できたプランでは、撮影時間は2〜7時間と幅がありました(プランの内容により異なります)。屋外ロケを含む場合は、移動や待ち時間も加わります。撮影の当日夜に、別の予定を入れるのは避けたほうが無難です。
ステップ6:セレクトと納品
撮影後、どのカットを補正するかを選ぶ「セレクト」があります。当日その場で選ぶスタジオと、後日オンラインで選ぶスタジオがあります。当日選ぶ場合は撮影後にさらに時間がかかるので、帰国便の時刻に注意してください。
セレクトのあと、補正を経て納品されます。納期はスタジオや時期によって幅があるため、予約前に必ず確認しましょう。
渡航前の準備と持ち物
時期別のやること
| 時期 | やること |
|---|---|
| 2か月前 | 衣装の選び方と時期、当日のスケジュールを確認。パスポートの有効期限を確認 |
| 1か月前 | 肌のコンディション調整、髪色を変えるなら施術、ネイルの予約、小物の準備 |
| 2週間前 | 航空券と宿の最終確認、現地の通信手段(SIM・Wi-Fi)の手配、残額の支払い方法と通貨の確認 |
| 前日 | 荷物の最終確認、集合場所と時間の再確認、早めに休む |
| 当日 | 集合時間の30分前を目安に到着 |
美容の準備は「直前に変えない」が基本です。
新しい化粧品や施術を撮影直前に試すと、肌に合わなかったときに当日リカバリーできません。髪色を変えるなら1か月前まで、新郎の散髪は2週間前を目安にすると、当日ちょうど馴染みます。
持ち物リスト
必須
- パスポート
- 予約内容が分かるもの(スタジオとのやり取りの記録)
- 残額がある場合の支払い手段(現金またはカード)
- スマートフォンと充電器・モバイルバッテリー
あると助かるもの
- ドレスに響きにくい下着(ヌーブラ、ラインを整えるインナーなど)
- 髪の長さを出したい場合のヘアピース(事前にヘアメイク担当に相談しておく)
- 撮りたい雰囲気・ポーズ・メイクのイメージ写真(スマートフォンに保存)
- 移動用の履き慣れた靴と、絆創膏
- 使い慣れたリップなど、メイク直し用のコスメ
- 常備薬、軽食と飲み物
- 貴重品だけを入れる小さめのバッグ
季節によって
- 春・秋:気温差に対応できる薄手の上着
- 夏:日焼け対策、汗拭きシート、替えのインナー
- 冬:屋外ロケがあるなら、ドレスの上に羽織れる防寒具とカイロ
イメージ写真は、言葉が通じにくい場面でも意図を伝えられる、いちばん役に立つ準備です。
事前にスタジオへ確認しておくこと
- 私物の衣装や小物(ヘアピース・アクセサリーなど)を持ち込めるか、持ち込み料はあるか
- 自分のスマートフォンやカメラで、メイキングを撮影してよいか
- 家族や友人が付き添えるか、人数の制限はあるか
撮影時期の選び方
撮影の時期は、屋外ロケを入れるかどうかで考え方が変わります。以下はソウルを前提にした一般的な傾向で、実際の天候は年によって異なります。
| 季節 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 気候が穏やかで屋外撮影を組みやすい。桜の時期がある | 桜の開花は短く、年によって前後する。3月上旬はまだ肌寒い |
| 夏(6〜8月) | 緑が濃い。スタジオ内の撮影なら影響は小さい | 高温多湿でメイクが崩れやすい。6月下旬〜7月は雨が多い |
| 秋(9〜11月) | 空気が澄み、10月後半〜11月は紅葉の時期 | 屋外撮影の希望が集中しやすい |
| 冬(12〜2月) | 観光地の人出が少なく、雪景色の可能性もある | 屋外はドレスでの長時間撮影が厳しい |
時期を決める3つの考え方
- 屋外の景色を入れたいなら春か秋:4〜5月か10〜11月を候補にします。希望が集中しやすいので、早めに動きましょう。
- 渡航日程が決まっているなら、撮影内容を合わせる:夏や冬なら、スタジオ内の撮影を中心に組むと季節の影響を受けにくくなります。
- 予約の取りやすさや費用を優先するなら夏か冬も候補:当サイトの確認でも、冬と夏に割引を設けているスタジオがありました。割引の有無はスタジオごとに確認してください。
桜や紅葉を狙う場合は、「咲いていなくても成立する構成か」をスタジオに確認しておきましょう。
開花や見頃はその年の気候で前後するため、日程を固定するとリスクがあります。
出発前の最終チェック
- パスポートの有効期限を確認した
- 予約内容、撮影日時、集合場所を確認した
- 衣装の点数とヘアメイクの内容を確認した
- 残額と支払い方法を確認した
- 現地で使える通信手段を用意した
- 屋外ロケがある場合、雨天時の対応を確認した
- 撮影後の予定に余裕を持たせた
契約や納品の条件まで含めた詳しいチェックリストは、失敗しないための渡航前チェックリストにあります。
当サイトの立場
当サイトは、韓国のウェディングフォトスタジオを比較する媒体です。
掲載しているスタジオ料金に、当サイトが上乗せをすることはありません。また、有料の予約代行(ライト30,000円 / フル80,000円)を提供しています。スタジオ料金と代行料金は分けて表示し、当サイトが受け取る金額を事前に確認できる形にしています。
本ページの日数や時期はあくまで一般的な目安で、実際の所要時間や納期はスタジオごとに異なります。

